Windows10無償アップグレードのメリット、デメリット

やしのき

このページでは、Windows10へ無償アップグレードした場合のメリット、デメリットを簡単にまとめています。

2020/1/14にWindows 7のサポート期限が切れます。PCの乗換え・買い替えをおすすめします。

2020年1月14日に、Windows 7の延長サポート期限を迎えます(参考:マイクロソフト公式ページ)。

サポート期限が切れると、セキュリティ更新が配布されなくなるので、2020年2月以降はPCがかなり危険な状態となります。今の内に乗り換えるパソコンを探しておくことをおすすめします。

在宅テレワークにもおすすめのPCスペック(Windows 10搭載)は

  • CPUに「intel Core i シリーズ」または「AMD Ryzen シリーズ」を搭載するもの
  • メモリ容量が8GB以上(デスクトップは8 ~ 16GB)。
  • SSD搭載で容量が250GB以上(デスクトップは250 ~ 500GB以上)。

少し詳しく説明しますと

  • CPUはCeleronなどの廉価モデルより、Core i3, i5, i7がおすすめ。また、AMD RyzenでもOK。
  • メモリは最低8GBは無いと厳しいです。ブラウザを含め、複数のアプリ、タブが開けなかったりします。
  • SSD搭載型でないと遅いです。HDDとは天と地ほどの差があります。容量は最低250GBは欲しいところです。

作業用PCと周辺機器、ネット接続環境にお金を掛けることにより、時間的な余裕ができ、また作業効率も上がります。

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Windows 10をインストールする前の注意点

まずは、Windows 10にする場合の注意点をあげておきます。

SSDにOSをインストールする(必須)

Windows 10はWindows Updateと、頻繁に起こるバージョンアップ更新がすごい遅いです。

SSDじゃないと許容できないほどの遅さなので、必ずSSDにインストールしてください。後のことを考えると、250GB以上のSSDが必要だと思います。

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更新に時間が掛かるのを覚悟で、HDDにインストールする場合はそれもありとは思いますが、メインPCの場合は、いずれSSDに換装したほうが良いと思います。

HDDの場合はWindows Updateとバージョンアップ更新が本当に遅いです。

64ビット版のWindows 10を選択する(ほぼ必須)

最近は64ビットのOSが前提のソフト、ゲーム類が多いため、こちらを選択してください。

できれば、クリーンインストールする

アップグレードだと不具合が起きることがあるので、可能であればクリーンインストールしたほうが良いと思います。

バックアップをした上で、一旦アップグレードして、不具合があったらクリーンインストールに切り替えるというやり方もあります。

Windows 10にするとき、MSのLiveアカウントにひも付けておく

Win10の認証をするときに。MSのLiveアカウントを作成する、もしくはログインし、PCと紐付けしておくことをおすすめします。

こうしておくと、PCの構成が変わったり、何かトラブルが起きた場合でも、OS認証時に困ることが少なくなるそうです。

 Windows7、8.1からWindows10に無償アップグレードしておく理由

まずは、ぼくなりに考えるメリットを箇条書きにしてまとめます。

Windows10に無償アップグレードするメリットまとめ

  1. Windows10は高い。定価で1万7千円位はする。そして、おそらく値下げされない。
  2. Windows7のサポート期間は2020年1月14日まで(既に終了)。
  3. そろそろゲームやベンチマークでDirectX12(Win10専用)が使われ始めてきて、動かせないものが出てきた。
  4. Win7, Win8.1 OSのサポート期間の終了時にあせる必要がない
  5. PCが複数台ある場合、アップグレードするときにOS代がかさむ。

こんなところです。

でも人によって内容は変わりますし、PCの使い方や環境も違うので、メリットとデメリットは微妙に変わると思います。

Windows10を後で買うとなると、非常に迷うはず

Win7 / Win8 環境の人たちにはただで配られていたOSを後で購入するとか、かなり迷うと思います。しかも1万5千円以上払って。

とりあえず作業だけしておいて、win10に無償アップグレード後、Win8.1などに戻しておけば、まだしばらく考える時間が出来ます。

ただし、Win7はサポート期限が切れたので乗り換える必要があります。

ですから、バックアップソフト・ツールを使って、システムのバックアップを取って、いったん10にアップグレードしておくのはお勧めの方法です。

もちろん、バックアップソフト・ツールがきちんと動作することが前提ですが。でないと大変。

DirectX12(Win10)が要求されるゲームが増えてきた

DX12を要求するゲームが増えてきた場合に、Win10を購入してOSを乗せかえる必要性が出てきます。

このときもいったん無償アップグレードしたことのあるマシンなら、ライセンス情報がマイクロソフトのサーバーに残っているので、(マシンの大幅な変更をしていない限りは)無料でアップグレードできますが、そうではない場合1万5千円を追加で支払う必要性が出てきます。グラボなら1ランク上のものが変えてしまうくらいの金額ですし、大容量のSSDを購入できるくらいの金額にもなります。こうなると悩みますよね。

Windows8 ならとりあえず Windows10 にしておいたほうが良いかも?

Win8.1のサポート期間はまだたくさんありますが(2023年まで)、Win8を少し使ったことのあるぼくからすると、10にしておいたほうがメリットが大きい気がしています。

本当になんとなくですが、Win8の微妙だった部分がWin10ではかなり改善されているような気がするからです。

win10のwindows updateにおいて、不具合がかなり出ています。一旦win10にアップグレードしておいて、特に不満が無ければ、8のままでも良さそうです。

もし、Win8に不満があるなら、バックアップを取ってから、win10のインストールをお勧めします。

それほど性能にこだわる必要のないPCが複数ある場合、メリットは大きい

単純計算でWin10 DSP が1万5千円(Home) ~ 2万円(Pro)くらいですから、僕の場合は4台更新するということで、

\15,000 x 4 で \60,000 または \80,000 ほど浮くことになります。

この差はかなり大きいです。

ちょっとしたPCを買ったり、パーツをアップグレードするのと同じくらい掛かってしまいます。

Windows10に無償アップグレードするデメリット

ここでは、ぼくなりに考えるデメリットを書いていきます。

  1. アップグレードに手間と時間がかかる
  2. そのまま使わない場合、バックアップを取って戻す必要がある
  3. 動かないソフトや過去のゲームがあった場合(SecuRom, SafeDisc採用タイトル)

ここら辺でしょうか。

Windows10へのアップグレードには時間と手間がかかる

アップグレードに掛かる時間と手間を惜しまないなら、今の内に無償アップグレードしておいた方が良いです。

しかし、アップグレードに掛かる時間と手間がもったいないと思うのなら、新しくPCを買ってしまって、Win7のパソコンはバックアップ用に取っておくのが良さそうです。

Win10アップグレードにかかる具体的な時間

ちなみに、更新対象のWin7 PC(Windows Update全適用済み・HDD搭載型)のアップグレードにかかる時間がどれくらいかというと、システムのバックアップに30分~1時間、ファイルのダウンロードに1時間、アップグレードの適用に1時間30分、その他でトータル4時間程度、見る必要があります。

SSDの場合はそれなりに早いですが、ダウンロードの時間も掛かります。光回線でないと、それなりに待つと思います。

Windows7からWindows10に変わると、戸惑うはず

ぼくはWin8をちょっと使っていた時期があったり、知り合いのPCをメンテナンスすることがあるのでなんとなく使い方が分かるのですが、Win7からいきなりWin10になると、GUIが変わりすぎて、どこに何があるのか分からない状態になる可能性があります。

Win8のときは衝撃的でした。スタートメニューが消えて、OSが起動しても何をしていいのかわからず、理解するまでかなりの時間がかかってしまいました。

知り合いのPCにはWin7のようなスタートメニューを表示するソフトを入れて、使ってもらっています。これがないと非常にめんどくさい。

Win10になって改善されたものの、中途半端な状態でその仕様が残っていますので、戸惑うはず。

SecuRomやSafeDiscを採用したゲームの場合、Win10では動かない

SecuRomやSafeDiscを採用したゲームタイトルの場合、Win10にしてしまうと、動かなくなります。

参考)「Windows 10ではSecuROMなど従来のDRM採用ゲームがサポートされないため一部の人気タイトルがプレイできないと判明」

もしPC上でネイティブに動作させたい対象ゲームがあるのなら、移行前に情報を調べるなど、注意が必要となります。

もう大分前のタイトルが多いので、かなりお気に入りのソフト以外はあきらめるか、古いPCで遊ぶとかすれば良いとは思います。

Win10アップグレード後、元に戻したい場合は少し手間がかかる

バックアップからWin8.1などに戻す場合、ちょっと手間がかかると思います。

お使いのソフトによりますが、大体1時間~くらいは見る必要性ありそうです。

バックアップを使って無事元に戻れば、デメリットはもうない

元に戻してしまえば、デメリットは無くなりますし、これからも無料でWindows10に更新できるというメリットだけが残ります。

ですから、ぼくとしてはバックアップを取っておき、いったんアップグレードして使ってみて、駄目なら元に戻すという方法をお勧めします(Win8.1など)。

Win7は2020年1月14日にサポート期限が切れたので、基本的にはWin10にするしか選択肢はありません。

Windows10にアップグレードして起こった不具合

複数のWin7のPCをwin10にアップグレードしたところ、その中の2台において、

  • 右クリックでエクスプローラが落ちる問題が発生(デスクトップPC)
  • 2016/10月のwindows updateにおいて、更新が適用できない問題が発生(ノートPC)

その後、クリーンインストールしてみたところ、この不具合は両方とも解決しましたが、致命的な不具合でした。

今は改善されているかもしれませんが、やはりアップグレード前にバックアップをとっておくというのは、かなり重要です。

Windows10無償アップグレード、メリット、デメリットまとめ

OSの費用が無料ですむというところが一番のメリットですが、それには手間が掛かってしまいます。

もしお金より時間が大事な場合は、あとでWindows10 OSを購入してもいいですし、PCごと買い換えても良いですよね。

お金を少しでも節約したい場合は、バックアップをとった上でWin10のクリーンインストール(またはアップグレード)を試してみることをお勧めします。

2020/1/14にWindows 7のサポート期限が切れます。PCの乗換え・買い替えをおすすめします。

2020年1月14日に、Windows 7の延長サポート期限を迎えます(参考:マイクロソフト公式ページ)。

サポート期限が切れると、セキュリティ更新が配布されなくなるので、2020年2月以降はPCがかなり危険な状態となります。今の内に乗り換えるパソコンを探しておくことをおすすめします。

在宅テレワークにもおすすめのPCスペック(Windows 10搭載)は

  • CPUに「intel Core i シリーズ」または「AMD Ryzen シリーズ」を搭載するもの
  • メモリ容量が8GB以上(デスクトップは8 ~ 16GB)。
  • SSD搭載で容量が250GB以上(デスクトップは250 ~ 500GB以上)。

少し詳しく説明しますと

  • CPUはCeleronなどの廉価モデルより、Core i3, i5, i7がおすすめ。また、AMD RyzenでもOK。
  • メモリは最低8GBは無いと厳しいです。ブラウザを含め、複数のアプリ、タブが開けなかったりします。
  • SSD搭載型でないと遅いです。HDDとは天と地ほどの差があります。容量は最低250GBは欲しいところです。

作業用PCと周辺機器、ネット接続環境にお金を掛けることにより、時間的な余裕ができ、また作業効率も上がります。

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