スマートメーターとは?ハイテク電気メーターの3つの利点

ソーラーパネル

スマートメーターとは、ご家庭の電気使用量を自動的に計測し、電力会社のサーバーへと自動送信する、ものすごいハイテクな電気メーターのことです。

東電から電力会社を「ENEOSでんき」に乗り換えて、スマートメーターを実際に使ってみた経験から、分かったことをまとめました。

結構詳しく書いていますので、是非見てください。

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「新電力に移行するため」には「スマートメーター」の設置が必要

電力会社を乗り換えるためには「スマートメーター」というハイテク電気メーターへの「無料交換」が必要になります。

新電力サービスへの申し込みをすれば、大手電力会社の担当の方が無料交換してくれます。

スマートメーターとは

スマートメーターとは、家庭の電力使用量を測定し、電力会社が管理するサーバへ自動でデータを送信する、ハイテク電気メーターのことです。

前述の通り、電力会社を変更する場合には、このスマートメーターへの交換が必須となります。

スマートメータで取得した、我が家の電気使用データのグラフ

まずは、我が家の「スマートメーター」による「データで作成」された、「下のグラフ」を見てください。

これは7月1日における「1日中の電気使用状況グラフ」で、「赤い囲み部分はエアコンを利用した時間帯」です。

「スマートメーター」によって「取得されたデータ」によって作成された「1日の電気使用状況グラフ」

6月30日の電気の使用状況グラフ

「新電力との契約時」に「電気メーター」と「スマートメーター」を「交換する」のですが、設置すると「電力使用データ」を「電力会社」が「取得」できるようになります。

それを利用して「自動生成」されるグラフです。

「エアコンを利用した時間帯」は、「0.1kWh 前後」、「消費電力」が増えています。

「k = 1000」、「W = 消費電力」、「h = 1時間」で、キロ・ワット・アワーと読みます。

0.1kWh = 100Wh なので、エアコンが「100W以上の消費電力」を「1時間ごと」に使い続けた、と考えられます。

これのグラフを利用し、「消費電力の大きい電化製品」のあたりを付けて、「節電を考える」きっかけになりますね。

これでなんとなくお分かりになったと思いますが、「スマートメーター」とは、

スマートメーターを設置した世帯が利用している「電力使用データ」を「リアルタイムで収集」して

「契約した電力会社」に「そのデータを自動的に送信」するハイテク電気メーターなのです。

「電力会社の乗換え」をするためには、この「スマートメーター」への交換が必須です。

「新電力会社へ申し込み」をすると、「送電施設を管理する大手電力会社」から派遣された「技術者の方」が、現在お使いの電気メーターをスマートメーターへ交換しに来ます。

また、「交換費用は一切掛からず、無料」なので安心してくださいね。

また、我が家の場合ですが、交換時に停電することも無かったです。

ENEOSでんき」では、この「電気の利用データ」を「30分」「日」「月」単位に分けて、「契約者のページ」から確認することが出来ます。

先ほどの「グラフ」のほか、下記のように「数字」で見ることもできますし、「データをCSV形式」でダウンロードすることも可能です。

7月1日の時間帯電力使用状況

「データの反映」は「少し遅れて」ですが、「30分単位」でデータを確認することが出来ます。

毎日の電気使用量の確認が楽になり、月々の電気代の把握がかんたんに

これによって、毎月の電気代の把握が楽になりました。

支払いが発生する前に、今月はこれくらいだろうという目安が分かるので、気持ち的にとても楽です。

夏場や冬場で、いきなり2~3万の請求がポストに投函されると、案外ショックですから。

参考までに、このような感じで表示されることになります。

6月の電気使用量と、その代金

内訳(詳細)はこんな感じです。

6月の電気代、明細

ぼくが契約した「ENEOSでんき」ではデータを2年間保持しておけますし(2年間が主流らしい)、CSV形式などのダウンロードにも対応していて、すごい便利です。

このデータを取っておいたり、ネット上で確認すれば、去年との比較などが簡単に出来ますし、月々の電気代と使用量の推移も分かりやすいです。

【便利】複数の電力会社を一括で比較しませんか?

スマートメーターによって電気の利用情報が「自動的に管理される」ようになった

この「スマートメーター」によって、「契約情報から利用データ」まで、オンラインで管理されており、「電力会社の乗換え」が容易になります。

「携帯電話のMNP」に考え方は少し近いかもしれないです。

ですから、電力会社はこの「スマートメーター」を使って、「リアルタイム」で「全ての契約世帯の電力使用状況」を把握していることになります。

これによって、検針員さんがいずれ減少していくことになると思います。

スマートメーターを設置した世帯は、検針員さんが毎月数値を確認する必要がなくなる

「スマートメーター」を設置している世帯は少ないので、まだまだ検針員さんの需要は無くならないと思いますが、将来的には少なくなっていくようです。

また政府は、「ガス、水道」についても「スマートメーター」への対応と普及を目指しているようですので、将来どうなるのか、そのあたりも気になりますよね。

スマートメーターによって、簡単に電力会社の乗換えが可能になる

電力会社を乗り換えるときに、必要な契約情報を入力する手間はありますが、一度スマートメーターを設置してしまえば、

そのあとは特に工事なども必要なく、契約の切り替え手続きを行うだけで電力会社の乗換えが可能になります。

これは、会社側にとっても、消費者側にとってもメリットがあるかと。

スマートメーターとは。まとめ

電気メーターからスマートメータに変更することによって、数時間遅れで電力の使用状況が確認できるようになります。

日々、または月々の電気使用量の変化を分かりやすく確認できるようになり、とても便利になります。

その月の電気料金の目安も請求される前にわかるようになりますし、精神的にもやや楽になると思います。

ぼくは、このスマートメーターの機能がとても気に入っていて、たまに電気使用量の確認をして、いろいろな節電方法を試しつつも、楽しんでいます。

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